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ブログでのリアルタイム実況まとめ
ツーリングの行先
ツーリング出発
加須到着
昼飯
ツーリング初日
ツーリング2日目 出発準備
ツーリング2日目 まとめ
ツーリング3日目 出発準備
天栄村
昼食
帰宅


2012/10/14〜16の3日間で北関東を周るツーリングに行ってきた。
今回は試しにブログの方でスマートフォンを利用したリアルタイム更新をしてみた。後で見返してみたら思ったより細かいところまで書けている。なので本レポートは実況を補足する形でまとめてみたい。

「どこに行きたい」という想いがあるというよりは、GN125-2Fの慣らしに主眼を置いたツーリングである。そういう気構えでいたこともあり、出発前日まで特に経路は決めていなかった。GNが5000rpm上限ということで、出せるスピードはメータ読みで60km/h程度。となるとどこまで進めるのか見当がつけられなかったというのが大きい。
日も短く、標高が高ければ涼しいを通り越して寒いだろう。これ以上季節が進めば北方へのツーリングは厳しくなってくる。ということで、北関東方面の今シーズン最後のツーリングをしてみようと漠然と考えた。

14日スタート時の積算走行距離:166.5km

14日の朝は04:00ころ起床し、04:30には出発準備が完了した。
まず冷間始動である。個人的にこの冷間始動という儀式はいつまで経っても好きである。GNの場合、まずチョークを目いっぱい引いてクランキングすると、か弱く始動する。ここで体感2mmほどアクセルを開け、ストールしない1500rpm程度に保つ。この状態を維持しながらチョークを全て戻し(ここまで5秒程度)、そこから30秒程度1500rpm付近を保ったまま暖機をすると、ようやくストールせずにアイドリングが可能となる。冷間時始動性は良いとは言いがたい。
※2012/10/28現在は走行距離も1,100km程度になり、慣らしも半分以上進んだところであるが、冷間始動でのストールが少なくなってきたような気がする。これに関しては今後も経過観察していく。
ヘルメットとグローブを装着する1分ほどの間、アイドリングによる暖機をし出発である。ゆっくりスロットルを開け、慎重にギヤを上げていく。低速ノッキングを起こさないギリギリで5速まで上げ、せいぜい40km/h、3000〜4000rpm程度でじっくりと暖機しながら走る。これで20分ほど掛けて国道16号線に出るころにはそこそこ全体が暖まる感じである。こういった行為は早朝出発の利点であると思う。逆に言えば、人々が活動している時間帯に出発するようだと丁寧な暖機は無理である。慣らし運転は早朝出発が一番だ。また、季節的には晩夏あたりがベストだろうか。そのころに硬いエンジンオイルを入れて行うのが良いと思う。バイクの場合(空冷だと特に)真夏は市街地で確実にオーバヒート気味になるし、今回のように秋が深まると朝晩は完全にオーバクールである。
ここまで偏執狂気味に慣らしを行っているわけであるが、仮に慣らしをほとんどしないで購入当初からブン回したとしても決してすぐ調子が落ちたりはしないと思う。きちんと慣らしをしたら6万km走れたのが、いい加減だから3万kmしか走れなかった、なんてことは恐らくないと思う。きちんと慣らしをしたら15万km走れるのが12万kmになった、程度の差ではないかと勝手に思っている。もちろん慣らしだけではなく、日々のメンテナンスも大きく関わってくるわけであるし、私の場合は機械の最大パフォーマンスを出せないのが実にもったいないから徹底的にやる、というだけの話。

今回は冬用のジャケットを着用した。ただし、出発時にインナーは外してリヤボックスに入れてある。首都圏を抜ける間はそれほど寒くないであろうと考えていたためであるが、これが誤算だった。
国道16号線に出て、60km/hまでスピードを上げるととんでもなく寒い。16号線に出て5分でガタガタ震えながら走るはめになってしまった。30分ほど走って野田で朝食休憩を取った折に冬用インナーを着込んだ。もし夏装備で出発しようものならツーリング中止だったと思う。

ここで少し脱線するが、GN125-2Fのスピードメータについてである。今回の道程中は3日目になるまで5000rpm上限のメータ読み60km/h縛りであったわけだが、GPSのログデータを確認してみると5000rpm時の巡航スピードは平均52km/h程度のようである。
ここから計算してみるとなんとメータ誤差は13%強にも及ぶ。国産でここまでのプラス誤差は許容されていなかったように思うが、輸入車だからということなのだろうか?メータ読み+10km/hくらいまではスピード違反の心配はしなくて済みそうではあるが。

ここからは、館林で国道354線に入ったのが09:30、そのまま354号線を高崎を過ぎたところまで走り、406号線へ入ってすぐのところで昼食休憩を取ったのが11:52となっている。
354号線沿いのGSで初めての給油を行う。トリップ表示153.5kmで3.2Lの給油、47.96km/L。わかってたことではあるが、これだけ走って3Lしかガソリンを消費しないのに改めて驚く。
昼食を取ったのはこちらのお店だ。何も考えず、406号線沿いにあったので入ったが、これが美味い。今まで食べた蕎麦でトップ3に入ると思う。しっかりと出汁が取れていて、甘味がほとんど感じられないツユがとても良いし、蕎麦も大変美味しい。近くを通る際はまた寄ろうと思っている。ちなみに私は所謂「メシ」に砂糖を大量に投入しているものを一切認めない。すき焼きほど牛肉を無駄にする食べ方は無いと思っている。「行列が出来る人気ラーメン店!」と話題のラーメン屋にも行くことはあるが、ただの「砂糖ラーメン」と化している店がいくつかあったのにはびっくりした(最近の人気店に多い気がする)。味もクソもあったもんじゃない。

昼飯を食べたら草津を目指すことにした。草津までの峠道の辛さはブログに書いたとおりだ。パワーバンドが5000rpmからなのでまったく登ってくれない。急坂になると3速ですら減速してしまうこともあった。後続の車に抜いてもらうのにものすごく神経を使い疲れる。日曜日ということもあり、草津付近では車・バイク・人がいっぱいだった。まあ、皆さん今からお帰りになるわけで、対向車線大渋滞のわりに宿はガラガラ。問題なく温泉付きのホテルを確保できた。ホテルにチェックインしたところでスマートフォンの充電コネクタを忘れたことに気づく。ツーリングでは、マップも見るしブログも更新するし宿の手配もするしで、1日でバッテリは使い切ってしまう。そんなわけで2日目はリアルタイム実況もできなかったので、少し細かく書いてみたい。

14日の走行距離:232.2km(M241計測値:228.5km)
15日スタート時の積算走行距離:398.7km

2日目は04:30に起床した。部屋が寒い。「10℃ないだろうな」と思い、出発してみたら途中の電光表示で3℃だったのはブログにも書いたとおりだ。初日のうちに使い捨てカイロを入手してあり、それを朝から背中に貼っていたのだが、その程度では何の効果もなかった。手先がかじかむ。首都圏の真冬の朝と同様の気温なのだから当たり前だ。冬用グローブを持って来るべきであった。
沼田に近づくまでは標高が高いこともあり寒さが続く。暖機ということもありもちろん負荷を抑えてゆっくり走っているのだが、仮にエンジンが暖まっていて慣らしが終わっていたとしても寒過ぎてスピードは出せなかっただろう。
群馬原町のあたりに着いたのが07:00前後。標高は350m程度まで下がり、ようやく10℃程度になっただろうか。寒いのでコンビニで休憩する。朝飯は前夜買っておいたものを食べてから出発したので腹はそれほど減っていないのだが、体中が冷え切ったのでおでんを食べたかった。が、お店に入ってみたらおでんの器具は清掃中で購入不可だった… 缶コーヒーで一服し07:30過ぎに出発した。
沼田を過ぎたあたりで2回目の給油をする。トリップ表示150.1kmで3.51Lの給油、42.99km/L。前日の給油後がひたすら急峻な登りだったのでこんなものだろう。

標高も適度に下がってきて、朝日の陽気を感じながら走っていたのもつかの間、今度は標高2000mにおよぶ恐怖の金精峠〜奥日光越えである。凍えながら丸沼を通過したのが09:40、その後すぐに菅沼の近くの「山小や」で休憩した。標高は1750mほどであり、ここでも寒さに耐え切れず早めの昼飯をとった。「山小や」のあたりからどうも人が多いし車も増えてきた。観光バスも何台か目にする。休憩中に周りの景色を見てもまったく紅葉は見られなかったし、月曜午前ということもあり、そのときはなぜ人が多いのか理解できなかった。だがしばらく進み、湯ノ湖〜戦場ヶ原付近に差し掛かると対向車線が大渋滞している。こちら側の車線も、異常な低速で走るドライバーなどで流れが悪くなってきた。このあたりで「やはり紅葉目当てなのか」とようやく気づく。先ほども書いたが木々はまったく色づいていない。枯葉色だ。見れるものと言ったら、極めてつまらないファミリーカーと人の群れだけだ。ここに群れている連中は「他人と行動を合わせることで安心する」類の人間なのだと確信した。久しぶりに何というか「絵に描いたような行動」を見た気がした。

危険であるし不快なのでさっさと先を急ぎ、日光駅付近で県道169号線に入り霧降高原を目指す。車も人も県道へ入ったらめっきり少なくなった。そして日光を過ぎたころからあまり寒さが気にならなくなった記憶がある。昼頃になり気温が上がってきたのだろうか。それでも霧降高原なんてかなり標高が高い場所なのだが。

霧降高原を通過した後は、いつもなら日塩もみじラインを通るのが定番コースだが、慣らし中のGNで走っても楽しめないだろうし、通ったことのない国道121号線を行くことにした。この国道は「うらぶれた3桁国道」を地で行くような道路でとても良かった。福島はこういう味わいのある国道が多い気がする。
13時過ぎに雲行きが怪しくなってきた。たまにヘルメットのシールドに水滴が付着する。峠沢のドライブインで休憩がてら宿を探すことにした。このペースなら余裕を持って会津若松へ着けるだろう。会津若松ではいつも利用するこちらのホテルに予約を入れる。ここは目の前の温泉施設と経営母体が一緒のようで、そこの入浴料込みの料金になっている。ツーリングではかなりお気に入りのホテルだ。

このドライブインに観光バスが入ってきた。お年寄りの温泉ツアーのようで、ここから会津方面に向かう途中の芦ノ牧温泉からやってきたようだ。宿の予約を済ませてバイクに戻ると囲まれている。ナンバーを見て東京からやってきたのが解ったらしい。
しかし「○○区」だけで東京だと判断できるのかな。いまいち原付のナンバーの管轄区分がよくわからないが、例えば札幌にも大阪にも中央区は存在するわけで。
暫し雑談に付き合い、ついでにこの先の天気についても尋ねてみる。どうやら一瞬降ったりはしたようだが、特に本降りになったりはしてないとの情報が得られた。

少し走ると空も明るくなってきた。下郷のあたりで100円ショップの「Seria」を見つけたので、スマートフォン充電器を探しに入る。USB接続の充電コネクタを100円で購入できた。これはツーリングバッグに入れっぱなしにしておこう。
その後、会津市街地付近で給油をする。トリップ表示210.7kmで4.26Lの給油、49.46km/L。沼田〜奥日光、日光〜霧降の登りをこなした割には良い数値だった。
16時前にホテルの駐車場に付き、その後は温泉に入り、スーパーで惣菜と酒を買い込み、翌日の経路を考えてさっさと寝てしまった。

15日の走行距離:283.9km(M241計測値:277.8km)
16日スタート時の積算走行距離:682.6km

最終日は寝坊してしまった。2泊3日のツーリングはだいたい3日目に疲労がたまり寝坊してしまう。
ホテルでゆっくり朝食をとり、出発は08:00になってしまった。この時間となると、いつものように十二分な暖機は難しい。駅前で車通りも多い。国道49号線が複数車線で道幅も広いので、先に行かせるのが楽なのが救いだった。
ここからは今まで何度も走っている、国道294号線を起点から走るルートになるのだが、今回は白河で294号線を外れてみることにした。09:20ころ「道の駅 季の里 天栄」に到着。休憩がてらルート探索をする。国道289号線に折れ、水戸方面を目指して進むことにした。この日は朝からたいへん暖かく気持ち良い一日だった。25℃程度まで上がったように記憶している。

この国道289号線というのが実にひどい素晴らしい。しばらく走ると完全に人里離れた峠道、といった風でたまに小さな集落が出てくるくらいだ。本当にこういうところに泊まってみたいものだが、当然こんな集落に宿などないのだろうな。
あまりにも人気が無い中を走り、分岐も一向に出てくる気配がないので「今日中に千葉まで帰れるのか?」と少し不安を覚えたほどだ。ようやく国道349号線との分岐が出現し、そちらに折れても雰囲気はしばらく変わらなかった。山をだいぶ降りたころに久しぶりのコンビニを見つけ休憩した。コンビニが出てきても未だこのような風景である。

このころGNの積算走行距離が800kmを越えた。説明書通りにするのであれば7500rpmまで使用可となるが、ここから50km刻みで500回転ずつ、1000kmまで徐々に慣らしていく。
とりあえず5500rpmまで回し始めた段階で、段違いに走行が楽になったのを感じた。まさにパワーバンドというやつである。6500rpmまで使えるころには「これ以上あまり使わなくても充分走れる」と感じるほどのパワー感を感じた。あとは7500rpm以上と全開を避ければ良いのであるから、私にとって面倒な慣らしの運転はほぼ終了できたようなものだ。

あとは国道349号線で水戸まで走り、国道51号線で一気に千葉まで帰れる。常陸太田に入ったところで昼食休憩をとった後は、気候も良いしひたすら走っていた気がする。
鹿島のあたりで最後の給油をした。トリップ表示286.7kmで6.05Lの給油、47.38km/L。

千葉付近の市街地には暗くなってから着いたため、マイカー通勤の渋滞に少しはまってしまったが、千葉の実家には20:30ころに到着できた。
寒さへの対策の甘さが今後の課題点として残るが、全体的にはかなり楽しい行程であったように思う。GN125-2Fは、この3日間の行程を2500円足らずの燃料費で済ませてくれた。今後のGNとのツーリングライフへの期待感を大きく膨らませてくれた3日間であった。

最終日の走行距離:346.7km(M241計測値:340.4km)

帰着時GN125-2F積算走行距離:1029.3km
3日間の総走行距離:862.8km
M241による走行距離:846.7km
総給油量:17.02L
平均燃費:47.10km/L


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