GN125-2Fを購入した。
1年ほど前に、友人がグラストラッカーを買い替えたいと言っていた。
だがその友人は評判の悪い上野の中古車屋を行きつけにしていて、そこでの下取り提示額が3万円だったと嘆いていたので、「それは勿体ない」と私が6万円で買い取ったものだ。

すでに私はVTR1000Fを所有していて、必要充分+αなパワーや、高次元のコーナリング性能などに満足はしていたが、車と同レベルに悪い燃費、そして安楽とは言い難いポジションに、使途が限定されるバイクだとは感じていた。
高速道路でも移動し、スポーティな走りをするには最高に楽しいのだが。
なんというかこう「小さい排気量を使いきり、少ない燃料で頑張って遠くまで行く。当然下道で」みたいな、サバイバル(廃人)ツーリングには向かないな、と思っていたので、ローパワーでシンプルなグラストラッカーを手に入れて、酷暑の中走り回っていた。

だが今年、いつものように下道で日光〜那須方面を目指したときに、霧降高原で休憩中にパンクを見つけた。
パンクはVTRでも2度ほど経験があるので、まずいなとは思いつつも「まあ、以前直してもらった那須のタイヤ屋に行けば大丈夫だろう」とヘコんだタイヤで那須まで向かった。
「このタイヤは直せますかね?」と聞いたら、
「これチューブタイヤでしょ?車屋はチューブレスしか直せないよ」
「開けてみてチューブ破損してたらどうしようもないし、ウチでは触れない」
「山降りてレッドバロンに来てもらうしかないよ」

結局おとなしくレッドバロンに電話し、バイクごと引き上げてもらい、タイヤを外したらチューブはズタズタだった…
チューブの在庫も無いということで、新幹線で東京まで戻った。
このときグラストラッカーは捨てる覚悟を決めた(笑)

「チューブレス・ローパワー・頑丈さ・安さ」に絞って候補となったのは、以前から「これは良いな」と思ってたバイク達であるが、

の2台である。
下道耐久放浪廃人ツーリングという目的がある以上、いかに安く遠くまで行くかを追究するのが楽しいので、高価なバイクは論外である。
また、慣らし運転からじっくり執拗にやりたいという思いがたいへん強く、素性の知れない中古の無用なトラブルを避けるという意味でも新車であることが肝要だ。
そんなわけで、中国OEM生産(YBRは自社かも)の上記2台に絞られた。

とにかくべらぼうな安さ、ということで最近話題の2台である。
まずもちろんGooBikeで価格を調査する。
千葉の実家近くにいくつか店舗を持つ、バイクセンターが最安値となっていた。
2012年8月末の時点で、

この価格設定でいまや50ccスクータを選ぶ人は居ないだろう… 免許の問題はあるが。
私が15年ほど前に初めて50ccのDioを買ったときは、総額15万くらいした気がする。

実際にバイクセンターに見に行ってみることにする。
実は事前調査の段階では、8割方YBRに心は決まっていた。
だが、バイクセンターにはYBR125「K」しか在庫がない。「K」だとキャリアが無いのだ。
グラストラッカーにはキジマのデカ箱Reembarkの50Lを取り付けている。
当然これは新バイクへ移設しなければならない。
もちろんオプションとして部品の設定はあるのだが、そこでさらに8000円ほど追加費用となる。
そして、GN125-2Fより5万高いYBRは実車を見たらかなり安っぽく見えてしまった。
中華製の分際で「スポーティなネイキッド」を気取っているため(失礼)余計安っぽい…
反してGN125-2Fは金属パーツも多く(たぶん即錆びるが)、11万の印象ではない。
正直、私のボログラストラッカーよりも高級感があるように見える。そして丈夫そうなキャリアが標準装備だ。

まずグラストラッカーの下取りがいくらになるのかを聞いてみる。
友人の話があったので「値段がつけばいいや」と思っていたが、しばらく車体を見た後に「7〜8万程度ではないか」と言う。
私6万で買い取ったんですけど…
しかしその後、友人が一度コケた際のキズを指摘され、結局6万円ということになった。
車両価格11万円に自賠責を5年付けた乗り出し価格は176,050円。
グラストラッカーが諸費用分を充当する形で、あっさりと契約に至ってしまった。


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